想像の斜め上を行く <七夕にマッドマックス>
彦星と織姫が出会う七夕に、マッドマックス 怒りのデスロード を観てきました。
ひとり、やけっぱちな気持ちで、評判上々な映画を観て憂さ晴らしをしようと考えてました。
想像の斜め上を行きました。すばらしい。エンターテインメントここにありきって感じです。映画館で、音響設備抜群の環境で観るべきです。2,3回くらいでしょうか、息継ぎができるのは。
観終わって、最近感じている社会の類似性に気づきました。
気づかされたストーリーの一部というのは次のようなところです。
ウォーボーイズという、粋がって支配者に陶酔している集団の一人が、美女からの優しさに触れて、へなへなにしおらしくなって、漢(おとこ)になる。。
この社会でも鬱屈した気持ちにとらわれた人が、考えるのを放棄して自分のコミュニティに従属する。外の世界、今までかかわったことのない、想像の上を行く人のやさしさに触れた時、化学反応を起こし、成長する。
どこかで聞いたような状況ですよね。
成長は、運や人の繋がりが必ず要因としてあり、そこから自己の発奮材料にできるかが問われるものです。
これからは外に出よう、想像の半歩先のことを経験していくようにしよう。そういうふうにしみじみ思ったのでした。
マッドマックス、おすすめです。
そんな時でも一歩ずつ。