Sashunのカタログコラム

学校で教わらないけど普遍的で大事なことを、アイテムや体験を通じて、あぶり出すコラム

年を取っても慕われる人は謙虚 <クリスマスキャロルの普遍性>

高倉健さんが他界しました。

とにかく、謙虚で実直な印象の俳優です。
自分が豊かになるのは、人を褒める時だと自覚し、褒めて優しく接していたというエピソードを聞いて、ハッとさせられました。
だからこの俳優は、人から慕われていたんだなと。

一般論ですが、つらく当たる人や足を引っ張る人は、最終的に人の輪から外れ(外され)、心が荒んでしまうことが多いです。
そうして、勝ち負けや上下を気にする人生は、寂しいモノになっていく気がします。
理屈で言うと、無駄なエモーショナルコスト※を発生させる人間は、疎外されていくということ。
※詳細はAmazon.co.jp: それでもあきらめない ハーバードが私に教えてくれたこと: 林 英恵: 本を参照。


では、そうならずに、高倉健さんのようになるにはどうすれば良いか。
人に優しさを持って接することかなと思います。

以上の考えを象徴する小説が、クリスマスキャロルです。

主人公が、自分の心の荒みに気づき、やさしさを取り戻して人の輪に戻っていくストーリーで、人生で大事なのは何かということをつかめる小説です。

実は、高倉健さんとスクルージ(クリスマスキャロルの主人公)は全く異なる人物像ですが、共通点もあるんです。

それは、実直に一つのことに取り組み、こだわりのモノを持っていたということ。
高倉健さんは演技、スクルージは商人として、人生を徹底しています。

おちゃらけて軽い言葉で優しさを出すのではなく、自分の出来ることを精いっぱいやって得た経験から出てくる優しさを持って人に接するのが大事なのではないでしょうか。

 

クリスマス・キャロル (新潮文庫)

クリスマス・キャロル (新潮文庫)

 

 これからの季節におすすめ。

そんな時でも一歩ずつ。

広告を非表示にする