おわりは始まりのはじまり <たむらぱんの曲想>
たむらぱんのライブに行ってきました。アルバム「love and pain」を前半に、アップテンポなライブで盛り上がる曲を後半に、あっという間の2時間でした。
たむらぱんの曲は、拍子が変わったり、曲のイメージが多彩なので、演奏が難しいと思いますが、いつものバンドメンバーはしっかりと聞かせてくれます。
たむらぱんは、終わりや始まりをテーマにした曲が結構あり、MCでも言っていたように、「おわりは始まりのはじまり」ということを大切にしています。
生きている中で、なにかしら区切りはあります。そこで、きっぱり止めるのも人間だし、意味を見つけて続けていくのも人間です。
ソチ五輪における浅田真央選手は、SPのときの失敗から切り替えて、FPの演技に挑み、素晴らしい演技で、まさに「おわりは始まりのはじまり」にふさわしいものでした。終わりを意味あるものに出来る人と、終わりが痛烈なストップになる人の違いは、自分のできることを冷静に把握して、伸ばし、最大限に発揮していこうという意識がある人なのかなと、浅田選手の演技を見ながら思いました。
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これから卒業式を迎える人は、ひとつの区切りになります。人によっては気持ちが腐っている人もいるかもしれません。しかし、「おわりは始まりのはじまり」だということを忘れずに、自分のやりたいことを思い切ってやりきってほしいです。
「love and pain」は 素晴らしいアルバムですが、たむらぱん入門用となると、「ナクナイ」「ノウニウノウン」ですかね~。
2/25追記
たむらぱんツイートより、
×終わりは始まりの始まり
○おわりは始まりのはじまり
だそうですので、記事内の言葉を変更しました。