Sashunのカタログコラム

学校で教わらないけど普遍的で大事なことを、アイテムや体験を通じて、あぶり出すコラム

想像の斜め上を行く <七夕にマッドマックス>

彦星と織姫が出会う七夕に、マッドマックス 怒りのデスロード を観てきました。
ひとり、やけっぱちな気持ちで、評判上々な映画を観て憂さ晴らしをしようと考えてました。

想像の斜め上を行きました。すばらしい。エンターテインメントここにありきって感じです。映画館で、音響設備抜群の環境で観るべきです。2,3回くらいでしょうか、息継ぎができるのは。

観終わって、最近感じている社会の類似性に気づきました。
気づかされたストーリーの一部というのは次のようなところです。

ウォーボーイズという、粋がって支配者に陶酔している集団の一人が、美女からの優しさに触れて、へなへなにしおらしくなって、漢(おとこ)になる。。

 
この社会でも鬱屈した気持ちにとらわれた人が、考えるのを放棄して自分のコミュニティに従属する。外の世界、今までかかわったことのない、想像の上を行く人のやさしさに触れた時、化学反応を起こし、成長する。
どこかで聞いたような状況ですよね。

成長は、運や人の繋がりが必ず要因としてあり、そこから自己の発奮材料にできるかが問われるものです。

これからは外に出よう、想像の半歩先のことを経験していくようにしよう。そういうふうにしみじみ思ったのでした。

マッドマックス、おすすめです。

そんな時でも一歩ずつ。

 

 

負けを認めるのはプラスマインドで。 <はじめの一歩の根性論>

負けを素直に認めるのか。
格好悪くても負けた言い訳を考えて、泥臭く次の挑戦をするか。
はじめの一歩というマンガでは、言い訳をプラスマインド(次こそ勝ってやる)というエネルギーに変える大事さを伝えるシーンがあります。
そのたびに心の持ちようが大事だなと気づかされます。



私は、やれるだけやったけどスランプから脱出できずに、年度変わりに辞めたモノがあります。
マインドはマイナスに振り切れました。
周りが支えてくれる恵まれた環境でもなかったので、とことん落ち込みました。
時間が徐々に立ち直らせてくれましたが、今でも思い出して、口惜しさでつらくなることがあります。

スランプや失敗したときって、マイナスマインドになりがちで、
周りのせいにして、負のスパイラルに陥ることが多いです。

しかし、そういう時は、
「恵まれない環境がマイナスマインドを作る」
ではなく、
「マイナスマインドが恵まれない環境を作る」
のです。

だから、うまくいかない状態の初期対応はマイナスマインドではなくプラスマインドを持つように心がけるのが正解なんです。

「プラスマインドが新しい環境の出会い/気づきを作る」

マインドだけは自分で変えられます。
行動面の目標は、「プラスマインドを持つ」になるように心がけたいものです。

 

はじめの一歩(110) (講談社コミックス)

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 そんな時でも一歩ずつ。

物事の裏表 <東証IRフェスタと金融業界の戦略>

東証IRフェスタ2015に行ってきました。

ある会社がROEについてアピールされており、
その背景にある金融業界のしたたかさを感じました。
最近の株雑誌をはじめ、なぜROEという指標に着目するようになったのかを、
考えながら、物事の裏表について知っておくことの重要性を述べます。

論理が極端になっていますが、本エントリーの伝えたい内容を
理解してもらうために、ご容赦ください。


まずは、物事の裏表についての身近な例としてスーパーの安売りを
説明します。

表:安売りしますよ。ご来店ください。
  ⇒スーパー側のアピール
裏:(不良在庫になりそうな)品物を安く卸すので、
   目玉商品として、来店数向上させることができますよ。
  ⇒メーカーのアピール

結果:スーパー:安売りというキーワードで来店数を増やすことができた。
   メーカー:不良在庫処分できた。広告としての効果も発生。
   お客  :安く買えた!?
   ⇒不良在庫の理由にまつわるリスクをお客が最初にこうむる。


次にいよいよ、ROEを利用したアピールについて。

表:ROEが上がりました。つまり、株主様からの資本を効率的に使うことが
  できていますよ。ROEの評価とともに株価も上がるから、
  ぜひ購入してください。
  ⇒企業のアピール

  ~細く説明~
   ROEは、自己資本に対する利益率ですが、負債を増やして、
   利益を増やしてもROEは上がります。
   ROEに対して、ROAという指標は総資本(負債+自己資本)に
   対する利益率を示しており、負債を増やせば、ROAは下がってしまいます。
   つまり、ROEは数字を細工できるのに対して、ROAは細工できません。
   ではなぜ、ROEが着目されているのか。着目されるように雑誌に
   ROEが踊るようになったのか

裏:負債を増やせば、ROEが上がりますよ。
  調達コストも、自己資本要求利回りよりも負債利率の方が小さく、
  企業のキャッシュアウトは抑えられますよ。
  ⇒金融業界のアピール
  
結果:金融業界は企業が借りてくれたため、キャッシュを調達できた。
   企業はROE上昇に連動して、株価があがり、企業価値が上がった。
   株主は株価上昇に伴う譲渡益などが増えた!?
   ⇒数字を細工したリスクが顕在化すると、
    株主→企業→金融業界の順で不利益をこうむっていきます。

もちろん、基本的には、3者WINWINの関係になりますが、
こういう論理が潜在していることを理解しておくことは、
騙されないためにも重要です。

 

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

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そんな時でも一歩ずつ。

できることとやりたいことの順序 <マーケット感覚とのシンクロ>

①できるまで努力してから、やりたいことを始める。
②やりたいことを始めてから、できるように努力する。

正解はありません。なぜなら、評価は最終的にどうなるかどうか、
どう感じたかどうかだから。
でも、②の行動タイプを取った方が良い場合が多い気がします。

**歳だから遅い、恥ずかしい、という他人の目線を気にするぐらいなら、
やってしまえ、くそったれ。という負けん気が必要だと思います。

上は、半年前に書いていたブログメモ。

最近発売された、ちきりんさんの「マーケット感覚を身につけよう」
に微妙にリンクしていて、びっくりしました。

ちきりんさんは、市場の意思決定方法は
複数の有望な案から最終決定を市場にゆだねる」ことですよと、
釘さしてるけど。。。さすがです。

 

 そんな時でも一歩ずつ。

伝承が導く未来 <NARUTO完結>

NARUTOがとうとう完結しました。

壮大な愛と伝承がテーマのこのマンガは、ナルトとサスケが、家族・仲間・師弟の
愛に導かれて、負の伝承に立ち向かっていくストーリーです。

このマンガの一貫した敵は、忍者の憎しみの連鎖だと思います。
憎しみが親から子へ世代間で伝承されていくという世界で争いが絶えません。

現実のこの世界も、同じようなものとして考えられるのではないでしょうか。
子供が小学校くらいから、意地悪がエスカレートしていき連鎖が始まるように思います。親の影響が大きい幼児期に、耳から入る情報(悪い子と友達になってはダメ、羨望の話、陰口、親同士の尊敬の無さなど)を、子供の世界へ映しこみ、いつの間にか負の伝承が出来上がってしまう。

このような分かりやすい例は意識的に注意できますが、他にも、教育に巧妙にすりこまれた情報には気づくことが難しいです。
皆より少しでも勉強ができることが良い、皆と同じことを正義とする考えが良い、といった情報です。
社会を良いものに変える、自立した人間になるには、もっといろいろなコトがあるのに、いつの間にか一見正しそうな固定観念という負の伝承に縛られていくのです。

そんな世界を変えていくには、まずは、親自身が偏ったモノの考え方から自らを開放して、愛を以て子供を導いていくのが良いのではないでしょうか。

NARUTOにはいろんな教えが詰まっています。
何がナルトやサスケを負の伝承に対抗する力を与えたのかを考えながら読むと、
今から親になる人には気づかされることが多いと思います。

親から子へ、師匠から弟子へ、仲間から仲間へ、人との繋がりと正しい道標が大事なんだよと伝えていきたいです。

 

NARUTO -ナルト- 72 (ジャンプコミックス)

NARUTO -ナルト- 72 (ジャンプコミックス)

 

 
そんな時でも一歩ずつ。

知識と思考の違い <情報閉鎖vs自分のアタマで考える組織>

知識とは「過去の事実の積み重ね」であり、
思考とは「未来に通用する論理の到達点」である。

思考についての示唆は、下記紹介書籍に譲るので、
ここでは、「思考」の障壁となる例を「知識」として、
述べたいと思います。

まず大前提として、思考するためには最低限の知識が必要ということがあります。
議論の内容によっては、深い知識がなければ、思考のスタート位置にもたてません。

つまり、知識を伝えずに、思考のスタートラインに立たせないことは、
最大の障壁になるのです。

これを知っていてか、知識をあえて伝えない人がいます。
自分を通さなければ議論が発展しないのなら、最初はチームの中心に
いることができます。
しかし、情報をあえて出さないことが明るみに出て、
情報優位を利用する議論に勝ちたいだけの人と思われてしまいます。

無意識にでも起こりうる現象であり、最終的には、情報を閉鎖して
組織をダメにする厄介者というレッテルを張られてしまうので、注意が必要です。

知識を独り占めする障壁は自ら取り除きたいものです。
知識を発信して共有する。そのうえで思考して勝負する鍛錬を
早いうちから行いましょう。

情報閉鎖に立ち向かい、自分のアタマで考える環境を
率先して作っていく姿勢が大切です。

 

自分のアタマで考えよう

自分のアタマで考えよう

 

 
そんな時でも一歩ずつ。

頼るのは頼られるための条件 <3月のライオンが教える繋がり>

人から何も相談されないなと思っている人
人からいろんな誘いをされない人、

誰かを頼ったり誘ったりしていますか。

頼る・誘うという行為は、自分の心の壁が一番の障害です。
外から壊すか、内側から壊すか、取り払うにはアクションを起こさなければなりません。
だとしたら、誰かが壊してくれるのを待つのではなく、自分が動いて自分で壊すのが早いです。
遠慮なんてしてたら大切なタイミングを逃してしまいます。

「一人じゃどうにもならなくなったら、誰かを頼れ。
 でないと実は誰もお前に頼れないんだ。」

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

3月のライオン 3 (ジェッツコミックス)

 

しびれる言葉が目白押しです。

そんな時でも一歩ずつ。